堆肥ネットワークシステム

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地域一体となった耕畜連携の取組み
地域全体で取り組む資源循環型環境保全農業
第三セクターによる、モミガラ・畜ふん等地域内で発生する有機質資源の循環利用
地力を生かした米作りに取り組む
基幹園芸作物への豚糞利用による域内資源循環
画像
優良事例(県内外)

地力を生かした米作りに取り組む
名 称: JAこまち湯沢市有機米
栽培研究会(代表 石成 寿)

所在地: 秋田県湯沢市
作物名:
水稲 54ha
(1)取組の内容
 市内肥育牛農家と安定的な堆肥供給契約を結び、堆肥を利用した地力主導型の水稲生産に取り組んでいる。現在、順調に面積拡大につとめており、販路についても、全農を通じて出荷契約を結んでおり、首都圏の消費者へと安心安全な秋田米を供給している。

<処理利活用フロー図>


<山田堆肥生産組合>
堆肥化施設
ハーズマン方式完熟活性化堆肥製造施設
平成6年度畜産経営環境整備事業(国費1/2)
原料調達方法
肥育牛の糞を原料とし、契約農家から供給される。  
副資材である籾殻はJAこまち中央CEからの調達
堆肥の運搬・散布方法
JAこまち所有のマニュアスプレッダでの散布

(2)堆肥の利用効果
 地力の増進と食味向上に確かな手応えを感じており、品質については自負しているが、慣行栽培圃場と比較した場合、減収傾向にあることから、当地域にみあった施肥体系の構築につとめている。
 現在、完熟の一歩手前の段階である半熟堆肥を水稲圃場に投入して、反収等への影響を検証しているが、特筆すべき問題もないことから、今後も施肥体系の改善改良につとめ、安心安全な特別栽培米の供給を図っていきたい。

(3)当該集団の概要
農家戸数 対 象 作 物 取組開始年
作 物 名 作物面積
(ha)
うち堆肥利活用面積
50 戸 水稲 54 ha 54 ha H9


秋田県農林水産部 畜産振興課